日本の里やさと(八郷)・石岡市

日本の里100選に選ばれた八郷(やさと)

こんにちは mizukusa kasumigaura です。
やさとの里山、自然、歴史はすばらしいものが多くあります。生活の近代化に慣れた私達には、心になにか物足りなさを感じませんか。むかしからのふるさとの自然を筑波山や加波山の周辺のなかで、心に沁みる多くを感じることができました。山と源流とさとのある風景。最近の写真と以前の写真とを公開します。by mizukusa kasumigaura
Yasato was selected as one of Japan's best 100 villages.

  

2012年12月28日金曜日

地磁気観測所・・柿岡  Kakioka Magnetic Observatory 

地磁気観測所(気象庁)・ Kakioka Magnetic Observatoryが2012年11月4日一般公開されました。見学したときの一部です。
日本で最初に地磁気観測が行われたのは東京で、明治16年(1883)にはじまりましたが路面電車の直流電気の影響を受け、大正元年(1912)に現在の柿岡に移転し、翌年から正式な観測がはじまりました。1929年には空中電気、1932年には地電流の観測も始まりました。柿岡に誕生してから丁度100年ですね。
太陽の表面は約6000度あり爆発しています。プロミネンス(炎)が立ち上がりそこから発生する嵐の風は太陽系に向かって荷電粒子を発射しています。地球にはこれに立ち向かう地球磁気圏があり、太陽からの荷電粒子の直接の照射を保護しています。太陽の黒点の場所は温度が少し低く4000~4500°と推定されています。この黒点活動が大きくなると磁気嵐、デリンジャー現象が起き、特に短波通信などにフェージング現象という通信障害がおきます。衛星通信も被害を受ける可能性があります。この太陽の爆発(フレアー)からでる荷電粒子の一部はオーロラ現象を引き起こします。磁気嵐は高電圧の送電線にも影響があります。
地磁気は刻々と変化しています。気象予測や火山活動による地磁気の変化、地震活動による地磁気の変化などの研究が国際観測協力によって進められています。
方位磁針も地磁気の複雑な分布や経年などによって偏りが生じます。それらは地図、海図にも記載されるそうです。
そのほか地電流の観測も行われています。
時代物の建物
地磁気観測所
地磁気観測所内
 アンティークな経緯儀の展示
 観測施設
 観測施設
 磁力計施設ほか
 良い自然環境の中の施設
 施設と見学者
観測所内の景観
観測所の外


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