蒲沢薬師如来・筑波山四面薬師如来
筑波山には古くから四面薬師と云われる薬師が四ヶ所ある。椎尾(桜川市椎尾)、東城寺(土浦市東城寺、菖蒲沢(石岡市菖蒲沢)、山寺(石岡市小幡‐現在は廃寺)の四ヶ所にあって筑波山を護る薬師如来として安置され、霊験ある薬師様として厚く信仰された。菖蒲沢の薬師堂は菖蒲沢の家並みから入口の案内板に従って細い道を少し登ると菖蒲沢公民館前へつく。また、案内板に従って杉、雑木などの山林の細い登山道を約600m、15分ほど進むと稲荷神社があり、さらに10分ほど進むと薬師堂の下り石段と登り石段があり薬師堂に着く。
菖蒲沢薬師如来 修復、化粧直しが完了2009 石岡市菖蒲沢
菖蒲沢薬師如来像は傷みがひどくなり桜川市の仏師によって2009年修復が完了、夏に供養式のあと再公開されました。
いいつたえによると薬師如来堂は大同年間建立され、正保3年火災、元禄九年(1646年)再建、天保10年(1839年)山林火災により焼失、山門、鐘堂、堂塔、記録など焼失、天保13年(1842年)小規模に再建された。真の薬師如来はこの座像の胎内にあったとも伝えられている。【如来堂案内板・石岡市教育委員会】如来座像は火災の折、集落の人々によって運び出され、火災から逃れたという。
修復が完了した菖蒲沢薬師如来 2010/12/08
修理前の薬師様 2006/6/27
直された薬師堂 2010/12/08
修理前の薬師堂
仁王像 2006/6/27
仁王像 2006/6/27
古刹 菖蒲沢薬師堂 2010/12/08
東光寺の礎石 2010/12/08
獅子の灯篭 2010/12/08
信仰供養塔 2010/12/08
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