猿壁城址・足尾山尾根続き、絶壁の小田氏の山城址
足尾山から東に伸びる尾根の突端から続く高さ約200mの絶壁を利用した「山城形式」の古城です。
城(本丸)の周りには峰に設けられた二本の堀切(堀)がある。この城は小田氏の一族上曽氏(上曽城)の山城と伝わる。
小田氏が敗戦し、上曽氏はその後佐竹氏の配下になり、約20年後の慶長7年嫡男は佐竹氏と共に秋田に移り、家臣の多くはこの付近に住んだと云われる。【参考】「八郷町誌(S45)、八郷町史(H17)」「.霞ヶ浦の自然」今は消えてしまった私のサイト。
八郷町史には上曽城は井日城とも呼ばれたとある。付近の集落は井白郷、館の荘に属していた。
麓の元葦穂村は上曽、小屋、小山田、鯨岡、狢内(現在は龍明)吉生、小倉村が明治に合併して成立した。元和六年(1620)には上曽村のうち字小屋と上山を割いて小屋村が成立した。(細谷益見の研究)
従って井日城は井白ではないだろうか。
きのこ山(528m)~足尾山(628m)~丸山(576m)~加波山(709m)~燕山(701m)と続く連山が
あって、足尾山にはハングライダーの基地からやさと方面へ多くのフライヤーが飛び立って行きます。ハングライダーの基地の脇には足尾神社が祀られています。
この林道から猿壁城址に入るのは藪が深く少々危険の覚悟が必要です。
また、2011年地震のあとはイノシシが増えているような気がします。
この森林と山間は景観も良く、散歩と森林浴がよい。広葉樹林の林道はガソリンの排気ガスを嫌うので注意が必要だ。雨後などは落石にも要注意である。上曽峠から右折し少し進むとパーキングエリアもある。
猿壁城跡の山手前と足尾山方面 2007/11/30
猿壁城跡の山 2007/11/30
猿壁城跡の山手前と足尾山方面 2007/11/30
猿壁城跡の山手前と足尾山方面 2007/11/30
猿壁城跡の山 2007/11/30
足尾山方面 2007/11/30
猿壁城跡の山 2007/11/30
晩秋の 足尾山方面 2007/11/30
足尾山方面 2007/11/30
猿壁城跡の山 2007/11/30
足尾山方面 2007/11/30
猿壁城跡の山 2007/11/30
足尾山方面 2007/11/30
足尾山方面 2007/11/30
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