Tengu curse Festival
長楽寺の天狗と愛宕山十三天狗今年(2013)の愛宕山悪態祭りは12月15日(日)午後2時30分~午後5時頃まで。
天狗が怒鳴られいる!「バカヤロー」って
以前のページで述べたことがありますが八郷の長楽寺には天狗が住み道を究めることに勤しんでいました。前に長楽寺の天狗の伝説について述べました。この天狗は岩間の愛宕山にすむ十二天狗と交流がありましたがやがてそこに加わり十三天狗の一員となりました。
長楽寺 八郷の古刹 2010へリンク
長楽寺 石岡市龍明
長楽寺山門 石岡市龍明
愛宕神社本殿の後ろには飯綱神社(いつな神社)があって、周りには十三天狗の祠があり祀られています。祭神は宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)(茨城県神社誌)。倉稲魂神(うかのみたまのかみ)と同神。または天手力男神(あめのたぢからをのかみ)という説もあります。(案内板)。 宇迦之御魂神と保食神はどちらも稲、麦、大豆などを世に送り出した神とされる。飯綱神社は長野市にある皇足穗命神社(すめたるほみこと神社)です。祭神は保食神(うけもちのかみ)また、飯縄神社とも記されるようです。学問修験が文武の道を究めるため訓練していました。
東京、高尾山薬王院も飯綱神社が祀られています。鼻の長い天狗も旧くはからす天狗だったでしょう。からす天狗はインド古代神の「迦楼羅王・かるら」とも一説に云われています。竜を喰い、頭は鳥、体は人といわれています。迦楼羅はやがて仏教へとりいれられました。迦楼羅はたしか教典では「人非人」と記憶しています。迦楼羅は姿こそ人に非ずですが宇宙、人の住む世界から悪を取り払うと信心されてきました。
天狗修験は各地で様々な発達をしたようです。
筑波山には旧く、延暦年間ごろ知足院が出来、僧徳溢が中禅寺を開き、徳川家の肝入りもあって神仏とも栄えました。筑波山でも天狗が栄えました。幕末、神仏分離令により筑波山の寺は姿をを消しましたが国立公文所館に筑波山の上絵図と下絵図があり、見事な絵図で残されています。(つくばの古絵図・日本地図センター刊2006)他。この寺に迦楼羅他の等身像があったが現在は県内、同宗の寺に保存されています。時折、県の歴史館で展示が行われています。
話は少し長くなりましたが八郷の連山、加波 足尾山にも昔修験が住み天狗が祀られています。
上記の皇足穗命神社(すめたるほみこと神社)の足穗の部分は八郷の葦穂ともにていますね。想像ですが・・・
神社下からの眺め 2012-12-16
神社下展望台からの眺め 2012-12-16
飯綱神社 2012-12-16
飯綱神社六角堂 2012-12-16
十三天狗祠 2012-12-16
食物のみつけもの 鮒も 2012-12-16
飯綱神社でお祓い 2012-12-16
飯綱神社に詣でる 2012-12-16
悪態行列から戻り飯綱神社へ 2012-12-16
天狗の奉納額 2012-12-16
怖い面 天狗の奉納額 2012-12-16
岩間の天狗 2012-12-16
悪態行列から戻る バカヤローの声が森にこだまする
みんな行ってみっぺ。でかい声だすんだと。愛宕の杜ででっくわすかもしんねえな
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